風立ちぬ

宮崎駿の映画『風立ちぬ』を観た。

風立ちぬ                                   この映画に関する詳しい情報は
こちらで↓

http://kazetachinu.jp/

 

 

特に理由はないのだが、以前から “ 立秋 ” を過ぎると、何故か堀辰雄の『風立ちぬ』を想い出す。

一方、主人公の「堀越二郎」(零戦の設計者)という人物を今回初めて知った。
ストーリーは、堀辰雄の『風立ちぬ』を被らせながら展開されていく。時代背景などを大きく取り上げることもなく淡々と進んでいくが、「美しい飛行機を作りたい」という主人公二郎の透明感のある言葉には共感を憶える。
そして、エンデングに流れる荒井由美の『ひこうき雲』が作品を一層引き立てる。

 

そう言えば、この『ひこうき雲』、私の知人がよくその誕生秘話を語っていたことを思い出した。
ある種、スタンダードナンバーといえる楽曲だと思う。
私の場合、立秋からお盆を過ぎてのスタンダードナンバーは、山下達郎の『さよなら夏の日』。
朝は、あの高倉健も東日本大震災後、毎朝聴くという『希望という名の光』、そしてあの『クリスマスイブ』は1983年の発売から今年で30周年・・・。

そう、あのJR東海CMの随分前の作品なのです。
スタンダードナンバー、何度聞いても飽きないもの。

これって、どんな世界にも当てはまると思う。
そう、私たちが生業としている食べものの世界にも。

8月7日 立秋
高木 善行