駆け込み需要と影響

消費税率引き上げによる駆け込み需要で3月は活況を呈した。増税後1か月半が経過して増税の影響について「想定内」とする報道が多い。

5月2日に総務省統計局の家計調査で「消費税率引上げによる駆け込み需要が見られた主な品目等」が発表された。前年同月比の実質増減率は以下のようになっている。

コメ       18.5  麺類       7.3
食用油      38.3  醤油       58.9
チョコレート   18.8
茶飲料      19.7  コーヒー     33.8   炭酸飲料            28.6
焼酎       28.6  ビール    16.7  発泡酒・ビール風アルコール飲料 35.3
紙おむつ     37.5  トイレットペーパー 59.4  ポリ袋・ラップ        61.7
台所・住居用洗剤 58.4  洗濯用洗剤  69.8

毎月購入する食品や酒、日用品の買い置きとして考えると2~3カ月で消費する範囲。
部門によって影響度が違って出てきます。

駆け込み需要で買われた「買い置き品」が消費されたら消費増税の影響はなくなるのか?
そうとは単純に考えられないと思います。
だいたい3か月ほど経過したら、消費者は消費増税について “ 実感 ” し始めるのでは。
消費者はふところ具合を気にし、心理的な変化が買い物行動に影響するのでは。

消費増税で消費者が変化するだけでなく、競争相手も変化しています。
食品スーパーの最近のチラシは、価格の打ち出しが激しくなっています。販促企画の強化で集客合戦の地域も見られます。

たまに買い物に行く小生も、レジで清算後にレシートを見るようになりました。

安渡 豊