vol.45

平成30年スーパーマーケット年次統計調査報告書

今年の6月~8月に実施された流通3団体の合同調査結果が10月に発表されました。
その中から特長的な項目を取り上げながら考えてみたいと思います。

 
調査トピックスから抜粋

重視する経営課題
第1位:収益性の向上   第2位:人材確保と育成   第3位:売上の拡大

◆ 今後の差別化戦略、技術発展を期待する分野
今後の差別化戦略は「品質」による差別化が47.8%で最も多い。次いで「品揃え」
技術発展を期待する分野はAI、決済システム、保存・包装技術の順に多い

◆ 消費税、軽減税率対応準備状況は「未対応」が58.8%、平均では1.9割の進捗度合

◆ セルフレジ設置率は15.1%、セルフ精算レジ54.6%

◆ 関連サービスでは、地元産品、イートイン、栄養機能性食品のコーナーを増やしたい
企業が多い

◆ プロセスセンターは47%の企業が活用。カテゴリーは畜産・惣菜・水産の順に多い
人手不足への対応と店舗作業を出来たて生産に注力できることを期待していると思われる

◆ 高齢者雇用
正社員定年平均は60.8歳 正社員定年年齢「引き上げ見込みがある」企業は63.1%
パートアルバイト高齢者の雇用上限は平均70.2歳。雇用比率は24.7%

◆ 外国人雇用
外国人を雇用している企業は55.6% 雇用企業の外国人比率は2.7%
技能実習生の配属先は惣菜部門が94.2%

◆ 人手不足の状況
正社員の人手不足は水産部門61%が最も多く、次いで惣菜部門52.2%
パートアルバイトの人手不足はレジ81.3%、惣菜66.5%、水産65%、畜産47%、
青果34%
生産性向上の取り組みでは、パートアルバイトの技術向上57.5%、労働環境の整備50.4%が高い

◆ 現金以外の決済手段は、クレジットカードが79%、電子マネーは年々増加

◆ 新聞折り込みチラシは96.9%と増加に転じる。週あたり1.9回発行
70%超の企業が自社ホームページにチラシを掲載。スマホアプリは34.7%

◆ PB売上高は51.2%の企業で増加している
売上高に占める比率は平均7.7%。経年比較でも7~8%で推移
価格先行のPBから、今後は安全安心や高品質、健康をアピールする傾向にある