vol.47

もうすぐ立春

2月に入りもうすぐ立春ですが、まだまだ寒い日が続きます。
そんな2月ですが、気持ちが少し温まる2つの新聞記事をご紹介します。

 

快調に働くための “ 手帳活用術 ”  (東京新聞記事より)

毎日忙しく働いているのに思ったように成果が出ない、仕事の多さに焦りばかりが募って手がつかない、と悩むことは誰にでもある。そんな時は、その日の出来事や反省を手帳に書き込むと、気持ちを落ち着かせたり、自分を見つめ直すきっかけになるという。
「嫌なことは書いて気持ちを洗い流します」 こう説くのは、関東学園大学(群馬県太田市)の非常勤講師で「売れる営業マンの『ノート』『メモ』『手帳』術」の著者でもある菊原智明(46)さんだ。

菊原さんは住宅の営業マンだった時代、思うような成績をあげられず不眠に悩まされた。寝付けるようにと酒を飲んだが、眠りは浅く体は休まらなかった。このままではいけないと酒を飲むのをやめたが夜布団に入ると、その日の嫌な出来事が頭の中をぐるぐる回って眠れない。そこで試しに、人から言われて嫌だったことや、反省した自分の行動を書き留めた。意識したのは、締めくくりは無理にでも前向きな表現にすることだ。訪問先で「売り込みは迷惑」と言われたときには、「この訪問の仕方が悪いと分かって良かった」、契約をとってきた同僚に対して「キャンセルになればいいのに」と思ってしまった日は「同僚をねたんでしまった。でも裏を返せば自分には向上心がある」など。「短い3行程度の日記でも、書いた後はすっきり眠れるようになりました」と語る。眠れるようになると、午前中から仕事に前向きに取り組めるように。苦手意識のある飛び込み営業ではなく、顧客に有益な情報を定期的に手紙で送るアイデアも思いつき、その後営業成績トップを4年間続けたという。

「経営者は仕事の振り返りに手帳を活用することも多いようです」と話すのは、日本能率協会マネジメントセンターの販売促進部長 矢野真弓さん。経営者は同じ立場で話し合える人が周囲にいないため、その時々の感じた問題点や気づきを手帳に記入し、迷いがあったときに読み返して判断に役立てている人が多いという。「手帳が自分を映す鏡や相談相手になるようです」
気づきや反省を書き留めることが役立つとは分かっても、毎日記入するのはおっくうに感じる人もいるだろう。そんな人向けに矢野さんがいくつかやり方を紹介してくれた。最も簡単なのは手帳に気分のシールを貼る方法。日々の予定の横にその日が満足だったか不満だったか、気持ちのバロメーターを示すシールを貼る。「月末の繁忙期や苦手意識のある仕事の時に気分や体調が崩れる」など自分の傾向がつかめるため、事前に仕事の進め方をコントロールすることもできる。
人に見せる文章ではないので書き方は自由。上司に言われたひと言を「部長から、『深堀りが足りない』」などメモするだけで振り返りに役立つ。矢野さんは「日記帳に比べ、手帳は書かない日があっても再開しやすい。ぜひ活用してみて」と話す。