vol.49

新年度がスタート

4月に入りました。今年も大勢の社会人一年生が誕生しました。
リーダーのみなさんにとって、何かと気遣いの多い季節だと思います。
そんなみなさんに少しでもお役に立てそうな記事を紹介します。

 

新人の離職を防ぐ三ヵ条

(2019.3.18東京新聞より)

一、 新人は会社を知るべし

二、 会社は新人を知るべし

三、 新人が失敗できる場をつくれ

 

厚生労働省の調査によると、大卒新入社員の3人に1人が3年以内に離職しているのが現実だ。「リーダーのための!コーチングスキル」の著者である、谷 益美さんに聞いた。

離職の原因として指摘したのは、学生が就職活動中に受けていた説明と入社してからのギャップだ。学生優位の「売り手市場」が続く就職戦線。どの企業も優秀な人材を確保しようと躍起だ。「当然、『うちはこんなに良い会社ですよ』と言って学生を集める。それが入社してみたら、『聞いていたことと違う』となるわけです。」
大企業では、採用は人事の担当。個々の仕事や現場の雰囲気など、学生が最も知りたい情報に答えるには限界がある。この点は、中小企業の方が小回りが利く。

続いて、入社後。「今度は、会社側が新人を知ることが重要になります」「有能な社員とは、自分で課題を見つけ、答えを出せる人」だが、今の若い世代は他人と違うことをするのを不安に思う傾向が強いという。能動的に動けるためには本人の自覚が何より大切だ。「その人に合った方法で自覚を促すには相手がどんな人かを知らないといけない」
とはいえ、具体的にどうしたら?
「相手について100%知る必要はありません。何に興味があるか、どんな不安があるのか、特技は何か・・・しっかり会話して、よく観察することです。」相手を知るという、人間関係を築くうえで当たり前のことを意識的にやることが欠かせない。

最後に大事なのは、たとえ失敗しても致命的なダメージを受けない場を用意すること。
「失敗から学べ」とよく言われるが、それは立ち直れるチャンスがあってこそ。お客や会社に実害がない範囲で挑戦させ、成功すれば褒め、失敗したらそこから学ばせることが人材を育てるには大事だ。
人材不足の今、会社は新入社員を即戦力として使いたがる。しかし、経験のない者が指導なく戦力にはなれません。」
パワハラのという言葉が広がり、新人をどこまで指導したらよいか分からないという声もある。
ただ、一番やってはいけないのは “ 放置 ” や “ 丸投げ ” だ。